それにしても、蒼ってお酒に弱かったよね。
解散騒ぎの時にやけ酒して、トイレに閉じこもりっぱなしだったことを思い出した。
大丈夫なのかな?
「かんぱーい」
ビールの瓶が、心地よい音を立てた。
そして、久しぶりに飲むアルコールは、あたしの喉をかあっと熱くする。
「あー。温泉に卓球にビールだなぁ!」
そう言う蒼に、
「卓球はしてないでしょ」
思わず突っ込むあたし。
蒼の冗談に乗れれば楽しいだろうに。
きっとあたしはかわいげのない女。
でも、こんなあたしでも、蒼は認めてくれている。
それがすごく嬉しい。



