だが、蒼はいつものバカスマイルを浮かべたまま口を開く。 「何って? 慎吾迎えに来たんだよ。 でも、バスケ出来るならちょうどいいじゃん。 どうせ暇だし」 「バスケは禁止されてるよ。 それに、俺が暇!? 俺は勉強もしなきゃいけないし、これからスタジオに行って……」 「漫画読むんでしょ?」 蒼はそう言って、俺が読んでいたギャグ漫画『すごいよブリ男くん』を取り出す。