「エントリーナンバー、二番。 工学部一年生、ハル」 ハルが呼ばれ、元気に飛び出していく。 客席がどよめき、歓声が上がった。 ハルが冗談を交えた自己紹介を終え、ステージからあたしたちを呼ぶ。 「ケン、芽衣、唯、ザキ氏!!」 さぁ、あたしたちの出番だ。 蒼の言った通りに楽しまないと!