蒼がかっこよすぎて、そしてやたら色気があって、何より大好きで。 頭がくらくらするあたし。 夜空の下妖艶な笑みを浮かべる碧みたいな蒼に、あたしは悶え苦しんだ。 「どんなものよりも、俺は甘いよ?」 蒼はそう言ってあたしの髪に触れ、頬をゆっくりと撫でる。 「今日も俺を食べてみる?」 蒼はあたしの顎に手をかけ、食べるようなキスをする。 それだけであたしの身体は熱くなり蒼を求める。 あぁ、今日も蒼から離れられない。 きっと、明日も明後日も。 あたしは、重症な蒼中毒だ。