「お前かよ海…で?そいつ誰?」
「え?お前…マジで言ってる?」
私も羽柴くんも驚いた…まぁ気がつく方が可笑しい。だって私髪の毛巻いてるし…。
「ふーん…マジで気が付かないんだ…じゃあ顔を見せてあげな?」
私はこくりと頷き信の方を向いた。
「え?は!?由季?」
私は照れ臭そうに頷く。
「何でお前らそんな格好なんだよ…」
「俺らメイド喫茶だもん♪俺執事役~由季ちゃんはメイドさんだよ?」
信はそれに頷いたが急に不機嫌な顔になる。
「で?何で海が由季の事お姫様だっこしてるわけ?」
ギク!
そう言えば私まだ羽柴くんにだっこされてるままだった。
信の言葉に私もどう言えばいいか分からない。
「信!取り合えずまたあとでね♪しばらくたったらまたこっちに行くから♪じゃあ!羽柴くん!」
「ラジャー!」
私は信に一通り話して羽柴くんに合図をした。
羽柴くんはにっこりと笑い私を抱えて走った。
「あ!おい!由季!海!!」
信が叫んだのが分かるが私と羽柴くんは知らぬふりしてお化け屋敷を後にした。


