天然無自覚と俺様くんの同居



「お騒がせだなぁ…よしよし」

今にも泣きそうな私を羽柴くんは私の頭をなでなでする。


「もう平気ありがと♪仕事中だし早くやっちゃお?」

私は羽柴くんから離れて仕事に取り掛かった。


「今の笑顔は信には言えねぇわ…」

好きな羽柴くんがそう呟いてたのを私はしらない。



「由季!これ三番テーブルにお願い」

「分かった!!」

あれから二時間お客さんは多くて大変になった。まだ、お昼には一時間ちょいある。


「お客様…お飲み物でございます」

私はにっこり微笑みお客に飲み物を渡す。
私が羽柴くんの方を見ると羽柴くんはお客様に笑顔で対応している。

その様子に私はにこりと微笑む。
私の視線に気がついたのか羽柴くんは私の方を向き微笑んだ。

私は慌てて視線を反らし仕事に戻った。
羽柴くんが笑っているのを知っていながら。