天然無自覚と俺様くんの同居



「そんな目をされたらクラスの男子は一発でやられるよ…」

「いや、そんなことはないと思うよ…昌くん!」


私はムスッとしながら昌くんをみる。

「はーい…そんな目をしない…俺の後ろから凄まじい殺気が来てる…」

「?」

昌くんの最後の語尾が聞こえなく私は首をかしげた。


「ん…まぁ取り合えずお化け屋敷だな…しかもそのお化け屋敷面白いぞ?ご褒美つきだからな」


昌くんはニヤッとしながら私と夏実をみる。



ご褒美つきかぁ…何のご褒美だろ…。


私がボケーっとしてると昌くんが口を開き話を進める。