「甘い?」

信が飴を見ながら質問をしてくる。


「うん!甘い」

その間に私は飴を平らげてしまった。


「ふーん…でも俺はこっちの方が好きだな…」

「え?んん!」


何が好きか問いかけようとしたら信に腕を引っ張られ信の顔がものすごく近くなる。

しばらくして唇が離れる。


「はぁ…はぁ…もう!」


私は頬を赤くしながら信をにらんだ。