天然無自覚と俺様くんの同居

「いや…メアドの事はもう…いい!」

「え?アハハ以外…二階堂くんに怒られない?」

「いや、秘密にするからいい」


今は淡々とその言葉が繰り返される。

「さっきから同じ事ばっか…平気?」


そう言って羽柴くんは私の頭をポンポンと叩いた。

「私は子供じゃないんだが…」

私は羽柴くんの手をパッ!と振りほどいた。

「あ~ぁ…つれないな…」


羽柴くんは苦笑いをしながらまたボーッとし始めた。