天然無自覚と俺様くんの同居

ﾌﾞｰﾌﾞｰ…

「ん？誰かな…もしかして夏実？」

夜遅くになるメールに私は不謹慎を抱きながらもメールを見た。

「ぇ、あぁ…あのとき…」

「どうした？由季」

「ううん何でもないよ？」

本当は何でもよくないかも知れないけどこれは秘密だ…。

メールの宛先は羽柴くんだったから。


「じゃあ私もう寝るね…おやすみ」

「あぁ…おやすみ」

私はケータイを握りしめ自分の部屋に戻った。