天然無自覚と俺様くんの同居

「し、信くん…」

「ん?聞こえない…」

!!酷い!!意地悪だ!うぅ……。

「信くん!」

私は意を消して二階堂くんの名前を呼んだ。


「ん~…今はそれで許してあげる…」


そう言うと二階堂くんは私からゆっくりと離れた。

はぁう…と、取り合えずこれで安心…。

私はゆっくりと起き上がるとソファにチョコンと座り直した。