「ねぇ…何?あの態度は?」

「た、態度って?」

さっぱり分からない…むしろ何かした?!

「分からない振りは良くないよ?由季ちゃん♪」

「ヒィ!」

二階堂くんは優しく笑ってるけど…目が笑ってない!!


内心私は少しあたふたした。


あ!もしかして…

「もしかして…逃げるようにお風呂へ行ったこと?」

「そうだけど…逃げるようって」

はぅ!しまった!ついつい本音をポロリと…


由季は一気に血の気が引いたのか信から視線をずらた。