「机にコップ乗ってるし」

机の上にあるコップを取ろうとしたら

――グイ!

「キャ!?」

突然誰かに腕を捕まれソファの上に倒れこんだ。


イタタタ…もう~!だ、誰?

私がゆっくり瞼を開けると視界に入ったのは


「に、二階堂くん…」

少し不機嫌そうな二階堂くんだった。