めぐりあわせ






「相変わらず、テンションが高いな。あの二人は…」



「そうだね。けど、その二人に相談してたんでしょ?」



「まぁ〜そうだけど…あの二人も結構いい感じなんだけどな…」



「そうなの?なんか、会ったらケンカばっかりするっていってたけど…」



「どうなんだか…ケンカするほど仲がいいって言うしな!」



「そうだね」



岳といると時間が経つのが早いな…



「今日は、泊まっていく?」



「え?…今日は帰ります」



「じゃあ。飯食いに行こうか?」



「うん」



「そのあと送るよ」



そのまま外に出て、駅前の居酒屋さんに行った。



お互いに2杯ぐらいビールを飲んで、食事した。



話は尽きないから、楽しくて仕方なかった。



お店を出て、岳が私の手を握ってくれた。



「今度は、愛花の作ったご飯食べさせて欲しいな」



「わかった。考えとくね」



あっという間に私のマンションの前に着いた。



「もう、帰るの?」



「今日は帰るね」



岳は、私の手を引き寄せて抱きしめた。



「愛花、めちゃくちゃ好き」



「岳、私もめちゃくちゃ好き」



また、岳と見つめ合ってキスをした。



「じゃあね」



「うん。また、連絡する」



私は、マンションに入った。