めぐりあわせ






益々、岳のことが好きになっていってる。



目が合うとキスをした。



そんな時、岳のスマホが鳴った。



「ん?あっ真人…」



「高田くん?出たら?」



岳は躊躇って、電話に出た。



『なんだよ?』



『ああ。うん。まぁな』



岳は、高田くんからの電話に戸惑ってる。



「愛花、はい」



「私に?」



岳にスマホを渡された。



『もしもし?』



『あっ、愛ちゃん?俺』



『高田くん?』



『どう?上手くいった?』



『え?あ…』



『ちょっと…貸してよ!真人』



後ろから、佐奈の声がする。



『あっ、もしもし愛ちゃん?私、佐奈』



『うん。佐奈どうしたの?』



『いや〜今日はさ、副島くんが二人で景品選ばせて欲しいって言うからさ、私は、真人と買い出しなんだよね…『嫌なのかよ〜』』



後ろから高田くんの声がする。



『でさ、副島くん告るって張り切ってたけど…』



『うん』



『私だけ二人が両想いって知ってたから、大丈夫だと思ってたけど…OKしたんだよね。もちろん?』



『うん』



『本当に??、よかった』



岳にも聞こえてたみたいで、岳は照れてた。



『ありがとう。仲良くやるね』



電話を切った。