てんしのうた

「なんで知ってるの・・・?」


「今日の朝ね、尚斗くんが来たの。

私に渡したいものがあるって。

それはお兄ちゃんからの手紙だった。

心底驚いた。
あんなに何十年もしゃべってない人からだったから。

そこに書いてあったの。

あたしが季浜で溺れたこととか、

それを助けてくれたお父さんが死んでしまったとか・・・

お兄ちゃんがそれであたしを恨んでるとか・・・。」