と、その時。 「真也、ちょっとひかり借りてもいい?」 そう言って私の腕を引っ張ったのは‥ 「春樹くん!?」 今ちょうど話をしていたばかりだから、さっきの話が聞こえていないか心配になる。 古川くんはニヤニヤ笑いながら席へ戻ってしまった。 「ひかり、カバンもってきて。」 「え‥?」 「2人で抜け出そうぜ。俺は先にでてるから、ちょっとしたらおいで。」 私は彼の言われるまま、カバンを持って、皆には適当な理由をつけて、ファミレスを出てきた。 外ではすでに春樹くんが待っていた。