私はベッドからでて、体育館へ向かった。


ちょうど女子バスケ決勝が終わったところみたいだった。

「ひかり!」
私に気づいたみなみちゃんが駆け寄ってくる。


「みなみちゃんっ‥ごめ‥うわっ!」
私はみなみちゃんに抱きつかれ、そのまま後ろに倒れそうになる。

「あ。ごめん!でもね、優勝したよ!」


「え!ほんとに!?」

「ほんとだよ!やった!ひかり!」
「みなみちゃんお疲れ様!」

私たちは笑顔で抱き合う。