「ほら。大丈夫だから。」 そう言って私を軽く引き寄せる。 「わっ‥」 私は結局そのまま 彼に体を預けるかたちになってしまった。 この人も新入生なのかな‥ でも制服とかカバン綺麗っぽいし‥ 私はそんなことを思いながら彼の顔をチラチラ見ていた。 と、そんな私に気づいた彼は私と目が合うとニコリと笑う。