オオカミ男と天然子猫!



「ほら。大丈夫だから。」
そう言って私を軽く引き寄せる。

「わっ‥」




私は結局そのまま
彼に体を預けるかたちになってしまった。


この人も新入生なのかな‥
でも制服とかカバン綺麗っぽいし‥
私はそんなことを思いながら彼の顔をチラチラ見ていた。

と、そんな私に気づいた彼は私と目が合うとニコリと笑う。