さっきまでの大人な春樹くんとは違って、少し顔が赤くなっている。 「わっ、ごめん!」 私も彼からぴょんと離れた。 それから少ししたら、春樹くんはなにもなかったように話しはじめる。 この人、話しやすいな‥ 思いのほか会話が弾む。 そして、春樹くんは本屋によるからと言って、駅前でわかれた。