オオカミ男と天然子猫!



「ほんと、ありがとう。」

私はそう言ってそのまま行こうとした。

その時。

「ひかり!」

「みなみちゃん‥?」
みなみちゃんが走ってくる。

「大丈夫!?」
「‥みなみちゃん、見学はいいの?」

「ひかりがクラスの金髪のヤンキーに連れてかれそうってクラスの子が教えてくれて‥」

「いや、ヤンキーって‥大袈裟だよ。」
私は思わずクスリと笑ってしまう。