「あっ!ってか、春樹くん。どうして私のいる場所わかったの?」

「さあねー。」


「えー、教えてよー‥」

「ひかりが困ってたら助けるのが彼氏でしょ?それだけ。」

なんか‥うまくはぐらかされた。
けどいっか。

「春樹くん、ありがとね。」

私がお礼を言うと、春樹くんは少し顔をあかくして、嬉しそうに頷いたのだった。