「ルナの命は数日だと兄貴にいわれた」



こういった後の俺の顔はどんなだろうと思う。


酷い顔にはちがいないな。




流石に兄貴の言葉とも知って千尋は青ざめた。




だけど首を振って両手で自分の頬を叩いて、そのあと俺にもやってきた。


「蓮兄、気合い入れ直すよ。わたしが敵の居場所を突き止めるから、蓮兄は術の練習してきて