虹色の架け橋

なにか布を口にあてられた
意識が…――
薬吸っちゃったかな

「騒ぐな…暴れるんじゃねえぞ…」

私の意識が途切れる寸前
遠くのほうで

「琴ちゃん――!!」

私の大好きな声が聞こえたんだ