風邪をこじらせた母は、病院にも行けず、本当にあっけなく逝ってしまった。 母が高熱で動けなくなった日から、母の病気が治りますように。と、どれだけ願ったことか。 母が逝ってしまってから、どれだけ帰ってきてはくれないかと。 朝起きたら全て嘘だったと、いつも通り母が笑っていてくれないかと。 どれだけ願ったか。 どれだけ天に祈ったか。