「願うの」 ユキはこれ以上に無いぐらい、真面目に言った。 「………へ。で?」 願えばいいなんて都合の良いことがあるわけ無い。 願いなど、所詮は願いでしか無いのだという現実をよーっく分かっているココだ。 これで終わりとは思わず、先を促した。 「願う」のは、「みんな仲良く」みたいな、学校で掲げられる努力目標のようなものだから。