「翔べれば、届けることは不可能では無いわ」 ユキがココを慰めるように言う。 「ただ……」 「ただ、何?」ココは先を促す。 人見知りは、何処かへ飛んで行っていた。 そんなことを言っている場合では無かった。 今や、ココは、ゆういの願いを課題を抜きにしても、叶えたい。と思っていたのだ。 それは、いつの間にか自然と湧き上がってきた、ココの体験したことのない、気持ちだった。