heure de la'nge〜天使の時間〜



ココの相槌を聞き、ゆういはまた話を再開した。


「でね、そのーーなつきお姉ちゃんって言うんだけどーーが去年の夏に事故にあっちゃって。
一命は取り留めたんだけれど…ずっと寝てるの」


「もうすぐ、一年……って訳か」


ゆういの前に座る、ココの後ろに立っていたユウは、ぼそりと呟いた。


「もうすぐ一年」そのユウの言葉に、何か大事な意味がありそうな気がする。


何の根拠も無いけれど、ココは心が怪しげにざわめく。


「それで?……その話と、花束との繋がり……は?」



ユキにこう促せと、囁かれたそのままのことばをココは口に出した。