ココ達は今、町のかなり上空を翔んでいる。 周りの景色は見えるが、もちろん近いところには、触れそうな気分になる青の空が広がるのみ。 速く進んではいるのだが、はるか下にある景色はしっかり見える。 しかも身一つで、何も考えずに落ちたら、怪我だのなんだのというレベルの問題ではなさそうな高度を。 そんな状況に「さぁ、行くぞ」の一言と、力強い腕の感触を感じた一瞬後に、連れて来られたら……… 怖い。