heure de la'nge〜天使の時間〜




先頭を行く者は「天使」を名乗らなくてはならない。


それは今までもやって来たとはいえ、やはり恥ずかしい。


羽根が生えているとはいえ、ただの普段着でそれをすると、頭の痛いやつに見えるのだ。


天使ではないが、頭の痛いやつでも無いのでーーー嫌だ。



それに、相手の悩みを具体的に聞き出すのは、先頭のやつ。と、暗黙の了解とやらで、全員分かっていた。



勿論、どれだけのどんな情報を受け取れるかで、後々の課題の解決にも関わってくる。


つまりは半分ぐらい、最初で勝負が決まってしまうのだ。


そんな重い責任は負えないし、誰も負いたくないのでーーー嫌だ。




そんな訳で、冒頭の状況に戻る。