夢を見ました…。
確かまだ三歳児だったかと思います…。






あたしは気付いたら、どっかの建物内の広場に寝かされていて。

黒い服装に黒い覆面の男二人に、胸を刺されそうになり。


目が覚めました。





当時のあたしは、心臓の概念すら無かった筈で。


後日、建物内の広場は、東京駅の中だと知りました。


その話を母にすると、母は何年か前の大晦日に起きた、殺人窃盗事件の話をしました。
東京駅のコンビニで唐揚げを盗んだ男が、追い掛けてきたコンビニ店員を刺した、あの事件です。

母は、「翼也は予知夢を見たのかもね〜。」と言いました。


初っ端から暗い話でごめんなさい。
ちなみに事件の影響か、現在はJRの駅ナカのコンビニでは、唐揚げは扱っていません。