女性経験がないぶん、欲はたまるばかりだ。 別に変態って思われてもかまわない、これが男というものだ。 「うひひひ 」 妄想しただけで、にやけがとまらない。 あ、ヤバイ。これはマジで一発でる予感。 俺は布団にもぐりこみ、ズボンをおろす。 どーせ俺は変態です。もう開き直ってます。 事をスタートさせようとした、瞬間。 「朝からひとりでえっちかぁ?」 布団の、向こうから確かに、きこえた。