意地悪な君の恋の仕方







「これかよ…」



言われた通り15とかかれた駐車場へ行くと、停まっていたのはいかにもお金持ちが乗るような真っ黒な車。





乗るのにも相当な神経を使った。




傷つけたらダメだ。
汚したらダメだ。




そう思いながらそーっと、慎重に乗った。





「お待たせしました」





あまりの緊張に二人で話せずにいると、さらりと乗り込んできた男の人





「今から、晶さまと千夏さまのところへ行きます。」





それだけ言うとゆっくりと運転を始めて…





「キャーーーーーーーー!!!!」



「うわーーーーーーーー!!!!」





最終的にはジェットコースターみたいな運転で、有名なホテルについた。