エネミーの体長は、大体6mぐらい。 それの半分弱を尻尾がしめる ドシドシとエネミーが向かってきた。 …今だ! 俺は素早くエネミーの背後へと周り、尻尾に向かって太刀を振り降ろした。 『ギャアァァァァ!』 どうやら当たったみたいだ。 尻尾から大量の血が吹き出ている。 そして、エネミーが怒り始めた。 無我夢中で尻尾を振り回し、まるで地団太を踏む子供のように俺に攻撃しようとする。 が、そんな適当な攻撃は簡単にかわすことができた。