それからというもの、琥珀と陵鷹の間は少しピリピリしているが、それぞれ無駄な喧嘩をしないというチームのルールがあるので、とくに大きな問題は起こっていなかった。 うちのことはきっと琥珀と仲良い女くらいにしか思われてない。 うちは授業をサボって屋上に来ていた。 寝っ転がっていると、綺麗な青空が目の前に広がる。 ーガチャッ 屋上に誰か入ってきた。 琥珀の誰かだと思って起き上がってみると… 大和「……誰だ?」 陵鷹がいた。