私は勇気を振り絞って顔を上げた。 「‥‥‥」 沈黙が続く。 沈黙を破ったのは麻里奈だった。 「どうしたの?二人とも。」 私は何も答えられない。 すると朋也が 「元カ」 『元カノ』と言おうとしたので 私は焦って 「高校の時の友達」 と言った。 朋也は信じられないというような顔をしていたけど私は無視。