途中下車~たどり着いたひとつの恋~


授業を受けていると自然と視界に入ってくる彼女は、とても姿勢がよく、凜とした後ろ姿が印象的だった。

授業中、周りには寝ていたり携帯をいじったりする生徒がほとんどの中で、ただ一人真面目に授業を聞いていた。

たまに見えるノートの字がとてもきれいで、蛍光ペンを使い分け、要点をまとめているノートに感動した。

ただそれだけ。

それから斎藤さんという一人のクラスメートが気になり、気付けば目で追うようになっていた。