「え? いいよ。」



私がそう答えると、恵斗君はニコリと笑って、


「じゃあ今日放課後この教室きて。」



と言った。



「うん、わかった!」



私がそう答えると恵斗君は



「じゃ、先教室戻るから。」



と言って教室に戻って行った。



「じゃ、私たちも教室、行こ?」



神田君に言うとなぜか不機嫌そうな様子。



「ねえ、」



「へ? なに?」



すると神田君は私を壁に押し付けた。