「恵斗君、離して。神田君が行っちゃう!」
「嫌。行かせない。」
そう言って離してくれない恵斗君。
このままじゃ神田君が…!
「なんで離してくれないのよぉ…」
もう私は涙目。
すると恵斗君はニコリと笑った。
「神田君もたまたま機嫌が悪いだけだよ。
今日さえ一緒に食べてくれれば神田君と仲良くなれるよう努力するから。ね?」
「…それ本当?」
「うん、本当。
一緒に食べてくれれば、だけどね。」
神田君と恵斗君、2人には是非とも仲良くなってほしい。
だから私は、
「じゃあ、食べる。」
OKした。
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