冷酷王子はイジワル男子




「か、神田君も、恵斗君と仲良くなって?」



私がそう言うと神田君はフイとそっぽをむいて、



「無理。てか、一生、好きになれる気がしない。」



と言ってから、



「細川さんも、そんなに水野君と食べたいなら、水野君と2人で仲良く食べとけば?」



と言って、クルリと私に背を向けて歩き出してしまった。



「か、神田君!」



私が神田君を追いかけようとするけど、
恵斗君に腕を掴まれる。