「うっ…わかった、呼ぶから!」


私がそう言うと水野君…恵斗くんはニコリと笑って、



「じゃ、呼んでよ。」


と言った。



「い、今から?」


私がそう聞くと水、恵斗君は当たり前、とでも言いたそうに頷いている。


よし、呼ぶぞ!
そう勝手に意気込む。



「…恵斗君。」



私がそう呼ぶと恵斗君は満足そうに笑った。



「じゃあこれから仲良くしてね、麻実ちゃん。」



「うん、こちらこそよろしく!」


そういいあったところでチャイムがなった。