冷酷王子はイジワル男子




❇︎



「じゃあそろそろ行こっか。」



今は午後5時半くらい。



「ねえ、その格好でいくの?」



神田君に言われ自分の格好を見直す。


えっと…?
花柄の水色の浴衣に髪型はポニーテールだ。。

特におかしいところなんてないよね?



すると神田君は私の髪を結んでるゴムを取った。



「ちょっ、神田君、ゴム…」



「ちょっとジッとしてね。」



神田君はそう言って私の髪をいじりはじめた。