「夏祭り、6時からだからまだ時間あるよ?」



「うん、知ってるよ。」



じゃあもっと遅くこればよかったのに。



そう思ってると神田君は私の髪の毛を触った。



「…っ⁉︎ 」



「ここ、はねてる。」



その言葉を聞いて思いだす。


…私、寝起きだ。
っていうことは、髪の毛もはねてるし、
パジャマじゃん!



「…っ! 神田君、今すぐこの部屋から出て行って!」



「は? めんどくさいからやだ。」




「着替えるから!」



すると神田君は渋々出て行ってくれた。