冷酷王子はイジワル男子



「花ちゃん、じゃあ神田君とジェットコースター乗るから、花ちゃんは山本君と遊園地回っといて。」



そう、私が思いついたのは花ちゃんと山本君を2人きりにすること。



すると花ちゃんは、



「わかったわ。せいぜいジェットコースター楽しむのよ。じゃあ、山本君行こっか。」



と言って山本君と一緒にどこかへ行った。


2人を見送ってから神田君に頼む。



「ねー、神田君、ジェットコースター…」



私がそこまで言いかけると神田君は



「いいよ。」



と言った後、



「でもその前にコーヒーカップ乗ろうか。そしたらいくらでもジェットコースター乗ってあげる。」



と言った。



その言葉に喜ぶ私。


「やったー! 神田君、ありがと!」



「じゃあ、とりあえずコーヒーカップ行こうか。」



そうして私たちはコーヒーカップに乗ることになった。