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「ねえ、もう一回ジェットコースター乗ろうよ!」
私がそう言うと花ちゃんはため息をついた。
「私は嫌よ。もうこれで何回目だと思ってるの?」
山本君は、
「細川さんごめん、俺もパス。
少し酔ったわ。」
と言った。
…確かに、これで5回目だけどね?
でもでも、それくらい普通だよね?
「えー、いいじゃん! 乗ろうよ!」
私が駄々こねると、花ちゃんは呆れたように、
「もう嫌。そんなに乗りたきゃ、1人で乗れば?それか神田君と乗るか。」
と言った。
その言葉を聞いて私は神田君をターゲットにすることにした。
それと同時に思いついたことがあった。

