休み時間。 女子たちは山本君の周りに群がって質問攻め。 山本君は笑顔で答えていた。 まあ、それはいいとして。 今は女子たち、山本君のところにいるから神田君は女子に囲まれていない。 チャンス、そう思い神田君の席へ行く。 「神田君!」 すると神田君は山本君の方を見ながら口を開いた。 「僕、あいつ知ってる。」 「え?」 知ってるって? 知り合いってこと? すると山本君が女子から抜け出して、 「ねえ、そこの2人、ちょっといい?」 と私たちのところへ来た。