「って、神田君、お金!」
そう言ってお財布を取り出そうとする私に神田君は、
「お金はいいよ。安かったし。
それより他に言うことあるでしょ?」
と言った。
「…ありがと。」
私がお礼を言うと神田君はニコリと笑って自分のクレープを食べ始めた。
「え?」
クレープを美味しそうに食べる神田君に疑問。
「神田君って、甘いの好き…?」
私がそう聞くと神田君はクレープを食べる手を止めた。
「好きだけど悪い?」
まさかの肯定に驚く。
「いや、悪くはないけど…。
意外だなぁって思ったから。
それに、なんか可愛いし。」
私がそう言うと照れたのか、いじけたのかよくわかんないけど、
「別にただ好きなだけ。」
そう言ってクレープを食べるのを再開した。

