「とりあえず開けてよ。」 そう急かされる。 「う、うん。」 開けてみるとそこには、 「指輪…?」 指輪だった。 神田君の方をみると恥ずかしそうに俯いている。 「神田君、ありがとっ!」 私がそう言うと神田君は私の瞳を見つめて、 「あのさ、まだこれくらいしかできないけど…ずっと一緒にいてよ。 そしていつかまたちゃんとした指輪買うからさ。」 と言った。 これは神田君なりの精一杯のプロポーズ。 そう思うと涙が溢れて来た。