「あ、あれって神田君と瞳先輩だ、
美男美女だわ。」
「あれ? でも神田君って細川さんと付き合ってたんじゃ…?」
「細川さんとは別れたんだよ。きっと。」
「てか、細川さん1人で歩いてるよ。」
私に刺さる視線が痛い。
俯いて歩いていると後ろから声をかけられた。
「あ、麻実ちゃん、どうした?神田君は?」
振り向くとそこには恵斗君がいた。
「恵斗君…」
「って、泣きそうな顔してるじゃん。
やっぱなんかあったんだね?
話聞くから屋上行こ?」
「うん…」
私がそう言うと恵斗君は私の手を掴んで屋上へ向かった。

