次の日。
「神田君、おは…え?」
挨拶しようとしたけどできなかった。
なぜなら神田君の隣に瞳先輩がいたから。
「おはよう。行くよ。」
神田君はそう言って歩き出す。
隣にいるのは瞳先輩。
なによ…いつもは私が隣なのに。
「それでそうなっちゃったのよぉ!」
「へぇ、そうなんですか。」
楽しそうに話す2人。
さすが美男美女。
通り過ぎる人が2人をチラチラと見て行く。
そして、
「うわぁ、美男美女のカップルだ、羨ましいな。」
「あの2人、お似合いね。」
とか言う声がヒソヒソと聞こえる。
その言葉を聞くたび私は2人から距離を置く。
だって、真後ろに歩いてたら明らかに変な人じゃん。
そのヒソヒソ声は校門に近づくに連れ生徒のものに変わった。

